Git Immersion (Git漬け)を訳しながら使い方を覚えてみる.その2

まったり追記していきますよ.
今回はLAB3と4.
リポジトリ(倉庫,貯蔵所,宝庫)ってそのままカタカナで呼ばれてるけど,あえて訳すならなんなんだろ?

なお,作業履歴もかねているのでシェルコマンド部分も書いてます.
エディタはviを使っているので,適宜読み替えてください.



LAB3 プロジェクトを作る
http://gitimmersion.com/lab_03.html
目標:スクラッチで(=ゼロから)Gitのリポジトリを作成する方法を学ぶ


1."Hello world"プログラムを作成する
空の作業用ディレクトリ(さっき解凍したwork)から作業を始める.
cd work
helloという名前でディレクトリを作る
mkdir hello
cd hello
hello の中にhello.rbを作成する.中身は以下.
vi hello.rb

puts "Hello, World."


2.リポジトリを作成する
ここまでで一つのファイルからなるディレクトリができている.
このディレクトリからリポジトリを作成し,gitのinitコマンドを実行する.
git init

Initialized empty Git repository in /home/toki/git_tutorial/work/hello/.git/

3.プログラムをリポジトリに追加する
Hello, worldプログラムをリポジトリに追加しよう.
git add hello.rb
git commit -m "First Commit"
出力はこうなる.

[master (root-commit) 718f5be] First Commit
1 files changed, 1 insertions(+), 0 deletions(-)
create mode 100644 hello.rb


LAB 4 状態を調べる
http://gitimmersion.com/lab_04.html
目標:リポジトリの状態の調べ方を学ぶ


1.リポジトリの状態を調べる
git status コマンドを使えばリポジトリの状態を調べることができる
git status

# On branch master
nothing to commit (working directory clean)

このstatusコマンドはコミットされたものがないことを示している.
これはリポジトリの中が全て作業用ディレクトリの最新の状態であることを表している.
未適用の記録の変更はない.

git statusコマンドは継続してリポジトリと作業用ディレクトリの状態の差を追跡する時に使う.